ジェイテクトが部品を提供する東海大学ソーラーカーチームが
ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ2013で準優勝
株式会社ジェイテクトよりセラミック軸受を提供している東海大学ソーラーカーチーム(※1)が、オーストラリアで10月6日〜11日に開催された世界最大級のソーラーカーレース「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ2013」において、準優勝をしました。
ジェイテクトは、ソーラーカーの駆動輪用(インホールモーターのモーター支持用)と従動輪用(駆動しない車輪の支持用)のセラミック軸受を提供しました。材質をセラミックにすることにより、軸受自体の重さや抵抗を軽くでき、エネルギー(動力)の損失を軽減し、効率よく車輪へ伝えることができます。
同チームは、予選20番目からのスタートとなりましたが、初日で3位、2日目には2位に浮上するも、優勝したオランダ・デルフト工科大学チームに、あと一歩及びませんでした。
3連覇は逃しましたが、走行距離約3,000km、総走行時間36時間22分、平均速度82.43km/hで過酷なレースを走破しました。
当社が提供した軸受は、レース中トラブルもなく、高い信頼性、耐久性、技術力で、同チームの準優勝に貢献することができました。この貴重な経験を活かし、今後の軸受開発につなげ、みなさまの暮らしや、社会に貢献してまいります。
※1 東海大学ソーラーカーチーム
ワールド・ソーラー・チャレンジにおいて、2009年、2011年と2連覇を達成。
また、南アフリカ共和国で開催されるサソール・ソーラーチャレンジ・
サウス・アフリカでは、2008年、2010年、2012年と3連覇を達成している。