2013年 社長年頭挨拶
～夢の実現へ ビジョンとハードワーク～

新年明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げますとともに、新年のはじめにあたり、ご挨拶申し上げます。

現在、日本の製造業は、海外企業との競争が激しさを増すなか、生き残りの岐路に立たされており、さらに国内では電力料金の値上げが予定されるなど、年々私たちを取り巻く環境は厳しさを増しています。

ジェイテクトグループは、昨年より「変化に左右されない磐石な基盤の確立」と「飛躍に向けた挑戦」に取り組み、今年はその成果を出していく年となります。

「磐石な基盤」を確立するには、何よりも安全、品質、納期を含めた企業の社会的責任を果たすことについて、グループ社員全員がもう一度真摯に考え、行動を変えていかなければなりません。職場のリーダーが、メンバーに目配りと気配りを忘れず、困りごとを相談しやすいチームになっているかを再点検し、自浄能力のある職場づくりに取り組んでいきます。そのために、ＱＣサークル活動をはじめとする小集団活動を通じて、「自ら学び、人を育てる文化」を醸成し、メンバーでビジョンを共有し全力で目標に取り組み、「変化に左右されない磐石な基盤」を確立していきます。

それと合わせて、「飛躍に向けた挑戦」の主な柱である、「商品力の強化」、「モノづくり改革」、「営業力の強化」をスパイラルアップさせる活動を加速させていきます。すなわち、市場にとって価値のある商品を企画、開発し、グローバル標準ラインの各工程で付加価値を創造し、お客様へその価値を分かりやすくご提案する一連の活動です。お客様にとって意味のある価値づくりを推進し、「ジェイテクトならでは」という成果をお約束していきます。

本年は、ジェイテクトグループ全体で、変化に左右されず、変化をチャンスととらえ、飛躍に向けてグループ社員一丸となって実りのある１年していきたいと考えます。

最後になりましたが、皆様とご家族にとりましても、本年がよい年でありますように、心から祈念して、新年の挨拶とさせていただきます。