将来技術紹介モジュール JTEKT Future Concept Vehicle
株式会社ジェイテクトは、10月27日より東京ビッグサイトで開催される、第45回東京モーターショー2017の目玉コンテンツの1つとして、ステアバイワイヤシステムの電動パワーステアリングとインホイルモーターを一体としたJTEKT Future Concept Vehicleを展示します。
ジェイテクトは、1988年に世界で初めて電動パワーステアリング(EPS)の開発・量産に成功したパイオニアとして、製品の軽量化や高出力化などを進めると共に、更なる安全で快適な自動車を実現するために、インターミディエイトシャフトを介さずにドライバーの操舵意思を車輪に伝えるステアバイワイヤシステムを開発。駆動事業では、これまでの駆動領域の知見とEPSのモーター制御の技術を活かし、モーターが直接車輪を回転させて自動車を走行することができるインホイルモーターの開発を推進。
EPSと駆動との協調制御を手がけるジェイテクトだからこそできるステアバイワイヤとインホイルモーター一体となった技術をご覧いただけます。
加えて、自動運転化を見越したハンドル格納技術、リトラクタブルコラムモジュールも同モジュールで紹介します。
紹介する将来技術の概要
1.ステアバイワイヤ | 機械的な繋がりが切り離され、電子制御によりドライバーのハンドル操作を車輪に伝えるステアリングシステム車速や車両姿勢に応じた操舵角制御ができることにより、より安全で快適な運転を実現 |
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2.インホイルモーター | 車輪近くに配置されたモーターが駆動力となって自動車を走行させる左右輪の駆動力配分や横滑り防止などを実現 |
3.リトラクタブルコラム | 将来、自動運転と手動運転の切り替えが実現となったとき、自動運転時においてドライバーが車室内を快適に過ごすためにハンドルを格納することができる将来技術 |