モロッコ拠点、鍬入れ式を実施

株式会社ジェイテクトは、モロッコで初めてとなる生産拠点『JTEKT AUTOMOTIVE Morocco（JAMO）』および当社グループ会社富士機工のモロッコ生産拠点『Fuji Autotech Morocco（FAMO）』の工場建設に向け鍬入れ式を行いました。
当社は欧州自動車メーカーの生産拡大が広がるモロッコにおいて、自動車メーカーのニーズを的確につかみ、製品の供給を行うためにJAMOを2017年9月に設立しました。
JAMOは、モロッコをはじめとした北アフリカ市場を中心とした新たな供給戦略拠点と位置づけ、これまで日本や欧州、世界各地で培ってきた電動パワーステアリング（EPS）の技術、生産に関する知見を活かし、競争力のある生産拠点としてEPSの供給を進めて参ります。
今後、2020年には量産開始をし、年間23万台のEPS生産を目指しております。EPSのNo.1＆Only One サプライヤーとして、製品技術を高めると共にグローバル生産対応力の一層の強化を進めて参ります。

2018年9月17日に工場建設予定地で行われた鍬入れ式には、花谷卓治 駐モロッコ特命全権大使、Moulay Hafid　ELALAMY　産業・投資・貿易・デジタル経済大臣、Abdelkhalak MARZOUKI プロヴァンス州知事をお招きし、当社グループからはジェイテクト取締役社長 安形 哲夫、JTEKT EUROPE CEO 伊井 浩、同COO Francis FORTIN、富士機工 取締役社長 村瀬 昇也が出席し、執り行われました。

式の様子

[JAMO概要]

[FAMO概要]

※投資金額としてはJAMOおよびFAMO合わせて約24億円を予定。