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全従業員向けストレスチェックシステムの運用開始

~心身の健康管理と働きがいのある職場環境づくりのために~

株式会社ジェイテクト(以下ジェイテクト)は、自社で長年積み上げた従業員のストレスチェックおよびデータ分析に関するノウハウを、人事労務支援事業を展開する外部企業株式会社アセットジャパン殿に提供、システム化を行い、このほど運用を開始いたしました。
このシステムの運用により、これまで数か月程度かかっていた分析時間を大幅に短縮することが可能となりました。従業員が抱えるストレスの度合いを瞬時に『見える化』することにより、従業員の健康の推進と組織の活性化を実現します。

ジェイテクトでは、1997年に、労働省(当時)の調査に応じ『ストレスと免疫調査』を実施したことをきっかけとし、以降、『会社の中で発生するストレス』に着目し、『誰もうつ病にさせない』ことを目標に、毎年全従業員を対象としたアンケート調査を行い、その結果を分析し従業員一人ひとりの心の健康状態を測るための独自のストレスチェックのノウハウを構築してまいりました。

当社のストレスチェックは134の設問からなり、質問項目は、ストレッサー(仕事の状態、職場環境など)、緩衝要因(ソーシャルサポート、生活習慣など)、ストレス反応(CESD(うつ尺度)、睡眠状態など)に関する内容で構成され、これに対する回答を分析することでストレスの状態を測定しています。

調査目的は、あくまでも従業員本人が自身のストレスの度合いを知り、保健師のサポートのもと心身の不調を未然に防止することですが、個人が特定されないように配慮した上で、職場単位で調査結果をフィードバックし、部署長が自職場の強み、弱みを知るとともに、メンバーの心のトラブルを未然防止するためにも生かしてもらえることも狙っています。具体的な職場の状況を把握できる調査結果については、各部署長からも職場マネージメントの向上に活かせると評価されています。

従来は、回答の集計、分析作業を手作業で行っていたため、多大な工数負担が唯一の問題でしたが、今回、株式会社アセットジャパン殿による集計・分析のシステム化によって、大幅な工数削減に繋がりました。今後は、ジェイテクトグループ全従業員約21,000人※を対象に、このシステムの運用を定期的に実施してまいります。

※人数内訳:ジェイテクト従業員約13,000人+グループ会社従業員約8,000人

ジェイテクトはこれからも、一人ひとりの従業員に対する心の状態を直接把握することで、従業員の心身の健康状態の維持向上を図るとともに、健全な職場環境の構築を行ってまいります。

<本リリースに関連するSDGs目標について>

目標8「働きがいも経済成長も」すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用および働きがいのある人間らしい仕事を推進する。

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