第60回技能五輪全国大会「メカトロニクス職種」で日本一獲得!
株式会社ジェイテクト(本社:愛知県刈谷市、社長:佐藤和弘、以下「ジェイテクト」)は、11月4日から11月7日に千葉県・幕張メッセなど13会場で開催された第60回技能五輪全国大会にて、「旋盤職種」「フライス盤職種」「プラスチック金型職種」「メカトロニクス職種」の4職種に7名の選手が出場しました。
今大会では「メカトロニクス職種」において見事「金賞」を、「プラスチック金型職種」において「敢闘賞」を受賞し、企業内職業訓練であるジェイテクト高等学園での日頃の鍛錬の成果を存分に発揮できました。
(前列左から)榊原 崇時選手、三宅 大地選手、長坂 直樹選手、城戸 源喜選手
(後列左から)藤田 晃矢選手、各務 辰希選手、上村 皇汰選手
当社の入賞選手
【金賞】メカトロニクス職種:長坂 直樹選手・三宅 大地選手
(写真手前から)長坂 直樹選手と三宅 大地選手
【長坂 直樹選手 コメント】
目標としていた金賞を受賞することができてとても嬉しいです。
競技を始めてから、壁にぶつかったこともありましたが、相方、指導員、応援してくださる方々の支えがあり、やり切ることができました。皆さん、応援ありがとうございました。
【三宅 大地選手 コメント】
2年間訓練をしてきてこのような結果になり、とても嬉しく思います。
今大会の目標である金賞獲得に向けて様々なパターンの課題を実践したからこそ、本番で訓練の成果を存分に出し切ることができました。応援して頂いた皆さん、ありがとうございました。
~メカトロニクス職種の概要~
1チーム2名の選手が、工場の自動生産設備を再現した装置の設計から組み立て、調整、プログラミング、自動運転を行い、更には保守までを行います。競技では、それぞれの連携作業の速さと正確さを競います。
【敢闘賞】プラスチック金型職種:榊原 崇時選手
【榊原 崇時選手 コメント】
プラスチック金型職種でジェイテクト初の敢闘賞を獲得することができ、とても嬉しく思います。
この2年間、うまく行かないことも多々ありましたが、最後の大会で自分の実力を出し切り、悔いなく技能五輪を終えることができました。応援してくださった皆さん、指導員の方に感謝します。
~プラスチック金型職種の概要~
プラスチック金型とは家電製品や自動車などに使われているプラスチック製品を成型する金型です。競技では、高精度なプラスチック製品の大量生産に必要な技術である、CAD設計、機械加工、加工後の手作業による磨き、金型の組み立て仕上げ、射出成形機に取付け成形したプラスチック製品と金型の寸法精度と外観を競います。
ジェイテクト高等学園について
ジェイテクト高等学園は、1941年の設立以来、モノづくりを通じて社会に貢献し、職場で活躍するための基礎技能の習得を行っています。延べ4,000名の修了生の中からは『黄綬褒章』『卓越した技能者表彰(現代の名工)』など、優秀な技能者を輩出しています。
ジェイテクトでは今後も、お客様の期待を超える「価値づくり」、世界を感動させる「モノづくり」、自ら考え行動する人材を育てる「人づくり」によって、より良い社会の実現に向けた歩みを進めてまいります。