環境スローガン
All for One Earth
ジェイテクトは、世界トップクラスの技術とモノづくりへの情熱を1つにし、ナンバーワン商品、オンリーワン技術を供給し、社会に貢献し続ける企業です。
全世界の従業員が共有している「ジェイテクトの基本理念」の中で、「地球のため」を掲げることで、これからの未来のために環境に取組む姿勢への決意を表現しています。
「All for One Earth」は、かけがえのない地球のためにジェイテクトがグループ一丸となって取組むためのスローガンです。
All for One Earthに込めた想い
「ジェイテクトの基本理念」に掲げる「No.1 & OnIy One」と同じく、"One"にいくつかの意味を込めています。
まず「All for One」という想い。ジェイテクトグループ一丸となって、環境活動に取り組まなければいけないと考えています。
そして2つ目は、「For One earth」という想い。私たちの手掛ける製品は、自動車関連をはじめ広い分野でご利用いただいており、その分地球環境を左右する大きな力を持っています。この力で、One earth(かけがえのない地球)に貢献していきたいと考えています。
最後に、環境活動においても「No.1 & Only One」でありたいという想い。
これら3つの想いを込めたメッセージを軸に、ジェイテクトは環境活動に取組んでいきます。
ジェイテクト 環境への取組み
基本的な考え方
日本が抱える課題は「環境」「経済」「社会」において連関し、複雑化しています。国際的にも、2015年9月にSDGs(Sustainable Development Goals)、12月にパリ協定が採択され、持続可能な社会に向けた潮流があります。
このような背景を受け、各企業にも持続可能な社会を目指し、「環境」「経済」「社会」の統合的向上が求められています。
ジェイテクトグループでは、企業活動が環境に与える影響を把握し、環境を経営の重要課題の1つとして位置づけており、企業理念のもと、「価値創造モデル」を掲げ、持続可能な社会の実現に向けて、継続的な活動を推進していきます。目標はパリ協定と一致しており、様々なエンゲージメントを通じて活動をしています。
SDGs:
2015年9月採択。193の国連加盟国がニューヨークに集い合意した、より豊かで包摂的かつ持続可能で強靱な世界を実現するための新しい持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)で、2030年の達成を目指すものである。
▶外務省HP: http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/about/doukou/page23_000779.html
パリ協定:2015年12月採択。2℃目標達成のため21世紀後半には温室効果ガス排出の実質ゼロを目指す。
▶外務省HP:パリ協定について
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ch/page1w_000119.html
環境チャレンジ 2050
2016年5月策定・公表
区分 | 指針 |
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1. 製品・技術 | ●製品・技術開発力を生かし環境社会へ貢献 ・燃料電池自動車向け部品など、環境負荷低減に貢献が期待できる製品開発を積極的に推進 |
2. 低炭素社会の構築 | ●材料、部品調達から設計、製造、さらには廃棄までの製品のライフサイクルで排出されるCO2を極小化 ●製品を生産するときに工場で排出されるCO2を2050年までに極小化 ・革新工程・設備の開発・導入拡大 ・工場での日常改善、設備の高効率化 ・再生可能エネルギー、水素エネルギーなどへのエネルギー置換 |
3. 循環型社会の構築 | ●生産段階での排出物の極小化と再資源化の拡大 ・発生源対策(歩留り向上など) ・分別の強化などによる廃材価値向上(有価物化) ・リサイクル材の活用、社内リサイクルの拡大 ●工場で使用する水の循環利用など、水使用量を極小化。工場から排出される水はよりきれいな状態で排水 |
4. 自然共生・生物多様性 | ●オールジェイテクトでの活動はもちろん、トヨタグループ・行政・NPOと連携し、自然共生・生態系保護の活動を促進 |
5. 環境マネジメント | ●地球環境保全を積極的に進められる企業風土と人づくり ・従業員の環境意識向上と社内外へ貢献できる人材の養成 ・グローバルで環境活動の拡大 |
2025年 環境行動計画
環境チャレンジ2050達成に向けて、取組み方針および具体的な目標を定めた「2025年環境行動計画」を策定し、ジェイテクトグループ全体で共有しています。