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No.1021 2024モビリティ関連技術特集号 深彫金型加工における加工精度解析に関する研究

カテゴリー 論文
筆者 研究開発本部 成形プロセス研究部 小林和矢
要旨 金型製作のリードタイム短縮を目的に,放電加工から切削加工への置き換えが進んでいる.しかし,長尺エンドミルを用いて切削加工を行うと,びびりや削り残しが発生し,必要な精度を得ることが難しくなる.そのため,要求された品質を満たすまで加工と測定を繰り返している.そこで,加工時の工具振動を事前解析することにより,加工後の表面粗さや形状誤差を推定する技術を開発した.その結果,びびりと形状誤差の両方が抑制される条件が存在することを明らかにし,加工を繰り返すことなく必要な精度を満たす深彫金型の高速加工を可能にした.
キーワード 切削加工,機械加工シミュレーション,形状誤差,びびり,エッジフォース
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